これはCream解散後に発表された作品。ところが数ある彼らのアルバム中、最高の出来。Live 1に相当する'Cream Live'はほとんどJack Bruceの独壇場。それに対しこのアルバムでは3人の壮絶なinterplayが聞ける。特にE.Claptonの千変万化に繰り広げる、Improvisationの真骨頂に触れることができる。凄まじい演奏である。特に、(5),(6)ではただただ驚くばかり。昔、この長いアドリブを完全コピ-したEric の信者がたくさんいたものだ。またG.BakerのdrumsもJ.BruceのBassもこの当時では最高水準のテクニックを持ち合わせていた(勿論、今聞いても凄いのだが)。ジャケットを見て気づくと思うがこの頃すでにG.Bakerはtwin bass drumsを駆使していたのだ。蛇足だがこのLPが発売された時、日本盤では(6)がHideawayと表記されており、今となってはpremiumものである。いずれにせよロックがジャズに接近し、それまではボ-カル中心だった世界に大胆に即興演奏を取り入れるようになった'60年代後半の象徴的アルバムであると同時に、後世に残る金字塔の作品である。