古いTV番組、ウルトラQの中の一話「1/8計画」をご存知ですか?
人類の体を縮小して人口増加問題を解決しようという試みの話です。
本書に登場する人々の身長はハエと同じくらい! 1/8どころではない。
小さな人々が実際に都会で生活していると想定し、フィギュアを使って
写真で再現したのがこの作品だ。見開きの片側に我々の視点でみた風景。
もう一方に彼らの視点でみた風景が並べられている。
ちょっとした水たまりが大きな沼に、タバコの吸い殻はクッションに、
クルマはマッチ箱サイズ。けっこう生々しいシーンも登場します。
我々が抱える課題は彼らにとっても大きな課題のようですね。
これらは当たり前のごとく成り立っている我々の日常に対する
問題提起とも受け取れる。はかなき存在の小さな人々。
しかし視点を変えれば我々の存在もそう成り得るのですから。