どの章もかなり深いところまで突っ込まれており、現場のノウハウが詰まっています。
Linux-DBシステムという題名になっていますが、特にLinuxに特化した内容ではなく他OSにも応用可能だと思います。
またDBとやや抽象的な題名になっていますが、内容的にはほぼMySQLをターゲットに書かれていると思って良いでしょう。
全体として偏った内容の記述もなく、顧客の求める高可用性やパフォーマンスをいかに実現するかについて、バランスよく解説されています。(著者は普段はMySQLのコンサルティング業務に就かれているとの記述があり、納得しました)
特に2章に渡って書かれたインデックスのチューニングについては、SQLを使うプログラマにとって必見です。
絞込みやソートなどの際に、どのようなメカニズムでインデックスが利用されるかといった点にポイントがおかれて書かれており、内部構造の理解につながります。自分がDBについてまだまだ理解していなかったことを思い知らされる内容でした。
プログラマーの方もサーバ管理者の方も、データベースを触るお仕事につかれている方は、読んでおいて損の無い一冊だと思います。