森山氏の写真集の中でも大好きな本で、
期待が大き過ぎたのか、この復刻版にはガッカリさせられました。
まだまだ現役の森山氏にしてみれば、過去の作品群がビジネスとして次々と復刻されるのが少々イヤになったのかも。
出せば売れる、ということになれば粗悪な復刻が続くことになりかねません。
ファンとしてはぐっと我慢して購入を控えました。
追記
2009年5月9日、新装版出版を記念してトークショーが開催されました。
森山氏が開口一番「評判悪いらしいね」と言い、場内から笑いが。
その中でなぜ今回このようなスタイルで出版されたのかも語られました。
もともとザラ紙で写真集を出してみたいというアイディアがあったそうです。
それならペーパーバックみたいなスタイルで、可能な限り安く、ラーメン食べながらでも見ることのできるような
ノンシャランな感じで、まだ復刊されていないもの、ということでこうなったのだそうです。
また、写真というのはアート作品みたいに一点のオリジナルというよりは
一枚の写真がいろいろな形態(サイズや紙質)でプリントされるものであって、
どんな風に変化するのか自分でも見てみたいと思ったし、輪転機にかけられてナンボだ、というようなことも語られていました。