相変わらずMike Sternのギターが放つ個性は強烈ですな.ソロのとり方もいつもどおり.悪く言えば,Mike Stern with Yellowjacketsと言っても差し支えないという感じ.まあ,Yellowjacketsは,もとから出す音にインパクトのあるわけではないし,むしろMike Sternという強烈な個性をさりげなくサポートすることに妙味のあることは,ファンならばご存知のはず.そういうことを踏まえて聴けば,素晴らしい作品かなと思う.
Russell Ferranteが引っ込み気味なのと,Marcus Baylerの出すリズムが,ちょっと硬いながらも素晴らしいという印象.リスナーを疲れさせるような緊張感はない中で,難しいリズム進行やMike SternとBob Mintzer,Mike SternとRussell Ferranteの絡みがキマっていて,聞き流してもいいし,演奏のディテールを聴いても楽しめる.
Yellowjacketsのファンの中には,Mike Sternどうよ,って方もおられるでしょうが,私としてはどちらもファンなので,良かったです.100点ではないけど,いつもどおり高得点ですね,というところ.