レニー・クラヴィッツとストーン・ローゼスの登場こそが来たる90年代の音楽シーンをある意味象徴していたと、今更ながら思う。
1989年、彼、彼らの登場は、デジタルサウンドこそが正義であったあの時代に一石を投じた。
ロメオ・ブルーという名前で活動をしていたともいうこのレニー・クラヴィッツのファーストアルバムは、ビートルズ、ジョン・レノン、ジミ・ヘンドリックスをすぐに思い浮かばせる、まさにマジックのようなアルバムであった。
曲によってはブルースも、カントリーも感じさせる、なんという多様性を持ったアルバムであろうかと。
まずは冒頭からタイトル曲を経て続くTr.03"Freedom Train"まででノックアウトされること確実。
この20周年記念盤には、他にも長らく入手不可能であった"Cold Turkey"のカバー(コンピレーションアルバム『メイク・サム・ノイズ:キャンペーン・トゥ・セイヴ・ダルフール』に入っていたものとは別バージョン。"Let Love Rule"のシングルに収録)や"If 6 Was 9"のカバーも収録。
ちなみに"Light Skin Girl From London"はセカンドアルバム"Mama Said"からのファーストシングル"Always On The Run"のシングルCDにカップリングされていた曲で、こちらも入手困難曲でした。
20年前に買って聴いた人もそうでない人も、洋楽ファンなら納得の大傑作な1枚だと思います。