今回はパピヨン=蝶をテーマにしたアルバムとのこと。
楽曲は歌ったら難しいだろうなと思わせるのに、
アリカさんの声は時に軽やかに、時に美しく、時に力強く、ストリングスに溶け込んでいます。
一見優美な歌詞にも聞けば聞くほど奥深いのは変わらず、
物語になっているものも、楽しそうだったりちょっぴり怖かったり。
「秘密の花薗」は匂い立つ花園に迷い込むような気分になります!
「修羅と蝶」など、女の情念を美しく深く描いて、昔の女流作家の作品のような趣きが。
「汎新日本主義」とは別世界ですが、新ロマン主義の世界もステキですね!
「胡蝶夢心中」のストリングスアレンジバージョンがとても良いです。
童話の絵本のようなジャケットも、これまでにないもので新鮮です。
中味と相まって大切にしたいCDになりました。
レビューなど書いたことはなかったのですが、
大好きな「Gothic Opera」以上に気に入ったので書いてみました。
同じ曲調と歌詞というレビューを信じたら損ですよと言いたくて。
あなたの耳で確かめてみてください。
10曲、10種類の蝶が舞っているようです。