先週、本体のみ(電源未添付)のモデルを足羽書店さんから購入しました。
フロントとリアのパネルがヘアライン風処理となって、オペアンプ周りの部品配置を変えたといわれる赤基板の最新?バージョンが届きました。
パッケージや半紙の日本語取説には、電源入力電圧9V〜13.2Vとなっていますが、実電圧で10V〜16Vあたりにないと保護回路が働く様です。
電圧が低かったり、高かったりすると、インジケーターLEDこそ点灯しても、アンプは動作しません。
手持ちの9Vバッテリーはテスターで9.2V(2A)でしたが、インジケーターランプは点いてもスピーカー出力しませんでした。15Vのトランス電源は19Vほど出ていて、結果は同様でした。
電流が低いのは大丈夫なようで、ヘッドフォンアンプ用の12V(テスターで14.3V),150mAの電源で動作しました。
アンプが稼働すると、電源onでインジケーターLED点灯と同時に内部でリレーが働いたような音がして、スピーカーから控えめなポップノイズが出ます。
初期製品と違って、ポップノイズ対策の遅延回路が追加されているので、ノイズは控えめな音です。
なお、保護回路が働くと、LEDは点ってもリレー音とポップノイズは出ないので、すぐ駄目だとわかります。
この赤基板のロットは、MP3入力と書かれたステレオミニジャックの回路が左右反転しています。RCAピン入力は正常です。
ステレオミニプラグで繋ぐ場合は、スピーカーを左右繋ぎ直すと正常に聴けることになります。
肝心の音の方は、まだ
BEHRINGER ヘッドフォンアンプ HA400付属のACアダプターを使っての試聴しかしていませんので評価中です。
それでも、皆さんが称賛される純粋増幅アンプという印象です。色づけはスピーカーでしてくださいって感じでしょうか。
スピーカーは、ソニーの4Ω7Wmaxの古い小型APMフルレンジ密閉型を使いました。
残留ノイズは、ソース未接続では最大ボリュームにしても、スピーカーから何の音も聞こえてきません。このアンプは、入力が無負荷では機能しないようになっていると思われます。
入力機器としてアンドロイドタブレットを繋いでスピーカーに耳を近づけると、わずかなハム音とサーというホワイトノイズを感じます。
入力機器をミュートさせてアンプのボリュームを上げると、2時あたりからノイズが増幅されるて少し離れた場所でもわかるようになりました。
ハムノイズはAC電源から出ているらしく、DC入力直前に
電源ノイズフィルター サプレッサー B15N BOSS AUDIOを入れたところ、まったく無くなりました。
ホワイトノイズは入力機器を変えても同様なので、アンプ固有のものだと思います。
そうはいっても、12V,150mA程度の電源でさえ10時あたりの目盛までしかボリュームを回すことはないので、残留ノイズはまったく気になりませんでした。
このノイズが出力の歪みなどとして影響しているようにも感じませんでした。
なお、取説でも注意書きされているように、スピーカーが正常に繋がっていないと、左右どちらからも音が出ないことがあります。また、ソースもきちんと繋がっていないと、起動時にリレー音とポップノイズが出ても音はまったく出ない様です。
RCAジャックが少々細く、接触不良が起こりやすい様です。左右反転しているステレオミニジャックは接触良好でした。
RCA端子の接触不良があって電源を入れたまま繋ぎ直したりすると、右入力を直すと左から音が出なくなったり、その逆だったりと、不思議な挙動をします。
接触不良を解消してから電源を入れ直すと、左右から普通に音が出るようになります。
このアンプは、接続された機器の電気的な系が正常でないと動作しない仕組みだと思います。
また、表面実装部品は機械半田ですが、他部品は手半田であまり上手に作業されていません。RCAジャックの寸法の問題だけでなく、半田不良があるのかも知れません。
また、製品保証が無くなりますが、パネルのネジを外す場合、外したネジは再組み立て時に同じ場所へ戻さないとネジ穴を傷めます。
前後パネルを取り付けているタッピンネジは品質が不均一で、ネジの大きさやピッチが微妙に異なるため、ネジ穴とネジを個々に一致させないとタップが駄目になってしまうのです。
ともかく、もう冷めてしまったと思っていたオーディオ熱がぶり返すほどに面白い玩具です。
仕舞い込んだスピーカーを引っ張り出して、PCオーディオでも始めたいと思いました。
〜11月21日追記〜
RCAジャックの接触不良は、半田不良の様です。RCAジャックは左右一体モジュールで、基板へ直接半田付けされて、更にリアパネルにネジ止めされます。
タッピングビスで止められる際に、RCAジャックモジュールが捩じられて、半田が弱いと断線する模様です。
LP-2020A+には基板のリビジョン以外に、その都度載っている電子部品にも違いがあるようで、手元のモデルは最新基板にインダクタも大型タイプが載っていました。
ボリューム類が当たりの個体なので、自己修理するか、左右ひっくり返ったステレオミニジャック専用にしようか思案しています。