とかくベスト盤については、リアルタイムで聴いていた人達やコアなファン達は、どんなに的を得た作品に対してもブーブー偏屈な事を言う。
「オリジナルアルバムを買え」やら、「この1枚だけでは語れない」やら、そんな事言われなくても知ってるつーの。
特に「ビートルズ」や「ジョンレノン」のコアなファン達は彼らを、過度に神格化して敷居の高いモノにしたがりますが、ほっといていいです。
本作の選曲はジョンの軌跡を後世に残すという事に置いては、なかなか良いと思います。
気になる点は「イマジン」で始まり「ギブ・ピース・ア・チャンス」で終るあたりが、忘れかけていた疫病神オノ・ヨーコの存在を改めて思い
出してしまい、平和活動家=ジョンレノン的な・・・・しょうがないんだけれど、ちょっと辛い。
しかし、没後すぐ発表されていたなら、おそらく収録されなかったであろう「ワーキン・クラス・ヒーロー」や、くたくたに滅入ってしまう程の
ド迫力曲「マザー」など「ジョンの魂」からの楽曲が多く入っていて、今あらためて重要視され評価されている事が嬉しい。
「愛や平和」を声高々唱えようが「悲壮感」をいくら漂わせようとも、やってることは天の邪鬼で無責任なブッチギリの「ロックンロール」
本作に「癒し」を求めようが「刺激」を求めようが全部ひっくるめて、ジョン・レノンに興味があって良質なロックに貪欲な音楽ファンの
皆さん「買い」ですよ!