ヨーロッパの再結成後の作品について否定意見が多いのは、解散前のアルバムのインパクトと成功が大きすぎるが故に、ヨーロッパはこういう音のバンドという固定観念なのか期待なのかがありすぎるからでしょう。
色々な音楽雑誌を読んでみると、過去の焼き直しではなく新しいロックをやるための再結成と彼らは言っています。
その意味では「START FROM DARK」「SEACRET SOCIETY」は新しくて、モダンな音になっていました。
が、私の感想としては暗い、暗すぎです。
しかし、本作はいいです。
タイトル曲の「LAST LOOK AT EDEN」や「THE BEAST」「MOJITO GIRL」「U DEVIL U」あたりは前作から引き続くモダン路線が完全に昇華しています。
「GONNA GET READY」「CATCH THAT PLANE」はHRっぽくてかっこいい曲です。
「NEW LOVE IN TOWN」「IN MY TIME」はバラードですが、これなんかは逆に解散前のヨーロッパの延長線上にある感じです。
前2作がどちらかと言うとひとつの色で押してきたのに対して、本作は曲がバラエティに富んでいます。
「START FROM DARK」にはボーナスで「SEVEN DOORS HOTEL」「WINDS OF TOMORROW」のLIVEが入っていましたが、他の曲と違いすぎで違和感がありましたが、本作ボーナスの「SCREAM OF ANGER」は違和感が無く感じましたので、本作なら「PRISONERS IN PARADISE」の次の作品として、皆さん受け入れられるんじゃないでしょうか。