同バンドの2作が1枚で聴けるなんて凄い!レコードは擦り切れる位聴いて、CD再発盤が出た時にはすぐ買いに走った記憶があります。ニール・ラーセンの『ジャングル・フィーバー』と『ハイギア』の成功が彼らの'70年台初頭の商業的には失敗した『フル・ムーン』(2枚目のタイトルにもなってます。本作品群の10年も前のものですが、コンセプトは変わっていない!)の実態的な再結成に繋がったのはまちがいないと感じています。
ご両人に加え、アレサ・フランクリンやドニー・ハザウェイのライブ盤でも素晴らしいベースを聴かせてくれていたウィリー・ウィークスと西海岸系のセッションドラマーであるアート・ロドリゲス(このバンド以外では実はあまりしっくりきた作品には巡り合ってません、ここでの太鼓が一番いいのでは?)の最高のリズム隊がしっかり支えてくれていて安心して聴ける作品です。インストあり、歌ものあり、BGMにしてしまわれがちなのですが、いやはやよく聴いてみてほしい、楽器をやる方なら凄さは分かるはず!
'80年代初頭、しかも頑固な二人が作り出す世界なので、古いといってしまえばそれまでかもしれませんが、普遍性はあり!1枚目の発売後来日公演もあって、音楽雑誌等では相当その記事が取り上げられていた記憶があります。未だに引っ張り出して聴いてみる、20年来お付き合いいただいている作品です。デジタル、打ち込み、MIDIなんて無縁の世界、浸れます!!この作品の企画、ただただ脱帽です。2作品をバラバラに買った私に言わせればお買い得極まりない、といったところです!