ドイツのメロパワバンド、フリーダム・コールの2012年作
デビューからすでに10年以上、質の高いメロディックメタルを作り続ける中堅バンド。
今作ものっけからGAMMA RAYばりの陽性のキャッチーさで疾走するサウンドに
思わずにんまりだ。古き良きジャーマンメタルのローカルさを残したそのスタイルは
HELLOWEENなどがずいぶんモダン化したいまとなっては、むしろ貴重な存在だろう。
あくまでメロディックな聴き心地であるが、エピックなシンフォニック性も取り入れていて
軽すぎず重すぎずというバランスも見事。メロハーばりにキャッチーな曲も含めて、
カラフルなジャーマンメタルが楽しめる。3rd「Eternity」以来の傑作といってよい出来だ。