当方はMacユーザーのため、FireWireという規格に信頼と愛着があります。
外付けの高速HDDの接続規格としても、eSATA接続よりFireWire800接続を
贔屓してきましたが、理論値とはいえ、桁違いに高速とされるeSATAを一度
試してみようと思い、このインターフェース・カードを導入してみました。
FireWireと違ってeSATAはWindows環境でもよく使われている規格という事で、
このインターフェース・カードも、eSATA接続の外付けHDDもFireWire800接続の
ものより、かなり割安で、もしeSATAが本当にFireWire800より桁違いに高速で、
しかもFireWire800と同等以上の安定性を持つ規格なら、FireWire800の
影が薄くなってしまうのも無理からぬものという所ですが、どうでしょうか。
当方の環境はMacBook Pro(MA896J/A)、OSは10.4(Tiger)です。
eSATA接続の外付けHDDにはLogitec社のLHD-ED1000SAU2を、そして
FireWire800接続の外付けHDDにはI・O DATA社のHDCN-UE1.0/Mを用意して、
MacBook Proの内蔵HDDとeSATA接続、FireWire800接続、それぞれの
外付けHDDとの間で3GBのファイルを転送してスピードを測ってみました。
結果、全てのケースに於いてeSATAはFireWire800より「微妙に」高速でした。
eSATA接続とFireWire800接続のHDD間でファイルを転送した場合は、
FireWire800接続のHDDからeSATA接続のHDDに転送した時の方が
eSATA接続のHDDからFireWire800接続のHDDに転送した時より高速でした。
現段階ではeSATA接続の安定性について云々する事は出来ませんが、
少なくともスピードについては、理論値が示すほどの桁違いの差は無くても、
eSATAがFireWire800と同等以上に高速である事は認めざるを得ません。
今後、FireWire800という規格の採用は、映像編集など特定の分野以外で
広がって行く可能性は低いと思われるので、FireWire800と同等以上に高速で、
しかも割安なeSATA接続環境を導入するのは理にかなった選択と言えるでしょう。
ちなみに、同LaCieブランドのFireWire800接続インターフェース・カードも
ありますが、そちらはドライバも不要で、ただ差し込むだけで利用可能ですが、
こちらのeSATA接続仕様の方は一応ドライバのインストールが必要です。