録音時にはボルチモア・コンソート(Baltimore Consort)のメンバーであったクリス・ノーマン(Chris Norman)が木管フルートと人間の声とのデュエットを思い付き、同じくメンバーであったシンガーのカスター・ラ=ルー(Custer LaRue)と度々共演していたケルト・ハープ奏者キム・ロバートソン(Kim Robertson)とで作り上げたアルバムになります。
amazonの曲目リストが伝承曲でない曲は作者が書いていないので追記しますと
3.Sweetly She Sleeps, My Alice Fair - Stephen Foster
5.Morpheus Descending - Chris Norman
6.Cradle Song (Words by A.Lord Tennyson) - Chris Norman
7.Gloomy Winter's Now Awa' (Words by Robert Tannahill) - Alexander Campbell
17.Beautiful Dreamer - Stephen Foster
1995年9月 トロイ・セイヴィングズ銀行音楽ホール(NY, USA)にて録音 カタログ番号:DOR-90232
とにかく心優しいアルバムです。フルート、ソプラノ、ハープと3者が予想以上に饒舌に音楽を奏でるのにも関わらず、どれもが突出する事がない自然さが心地良いです。
音の隙間の程度が良く考えられており、これ見よがしなメロディーの奔流も“いかにもララバイ・アルバム”の作為的な静謐さも無く、優しさと共に人間の温かさ・強さも感じさせてくれるアルバムだと思います。「子守唄」を想像すると若干高めの体温に戸惑うかもしれませんが、私はこの温もりこそが「ララバイ」だと思います。
それにしてもこの3者の音色の一体感は凄い。ラ=ルーの歌声が念頭にあっての企画なのでしょうが、ここまで音色が自然に聞こえるとは。文句無しの星5つです。