各ページにLPのレコードジャケット一葉とコメントというシンプルな構成。
それが眺めていてとても楽しい。かつてこのようにそのデザインに凝った時代があったのだ。
シャガールやビュッフェなどの名だたる画家や写真家などがオリジナルを提供していることにも驚く。それがいずれも美しい。グレン・グールドのゴールドベルグなど1955年という昔だったのかと驚くくらい今でも演奏もジャケットも新鮮。ジャケットはアートであり、壁に飾っていた時代でもあった。30cmというサイズの幸福な偶然なのだろうか、機能だけになったデジタル時代にはもう望めない。懐かしい。もちろん演奏・録音史としてもいくつもの「へぇ〜」があっていつまでも飽きない。