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LOVE THE LIGHT,LOVE THE LIFE 時空を超える光を創る
 
 

LOVE THE LIGHT,LOVE THE LIFE 時空を超える光を創る [単行本]

石井 幹子
5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容紹介

日本のライトアップデザイナーの第一人者・石井幹子氏。単身フィンランドへ、そしてドイツへ渡って学び、日本にライトアップの概念がなかったと言ってよい時代から現在まで、東京タワーやレインボーブリッジ、白川郷など国内での活躍に留まらず、上海、パリ、ブダペスト、ローマ、ベルリンなど、海外でも数多くのライトアップを手がけ、まさに東奔西走の日々を続けています。 3.11の震災後の電力不足の中、希望の光を消さないよう、東京タワーに太陽光で「GANBARO NIPPON」と、光のメッセージを点したのも記憶に新しいところです。 「ただ光を溢れさせるのがライトアップではない」という石井氏は、明かりの省エネの推進にも取り組んでいます。上手に点せばライトアップは決して無駄遣いではなく、人びとの心を温かく癒すと同時に人を集める経済効果もあり、街興しに役立った事例も数多くあるという著者。 ライトアップが本当はどういうものなのか、プロジェクトがどのように出来ていくのか、まだ女性が活躍する場が限られていた時代からどうしてやって来られたのか……綴られたさまざまな言葉がイルミネーションのようにキラキラ輝く一冊です。

内容(「BOOK」データベースより)

世界的照明デザイナーが描く光の世界と、その作品が生まれるまでの道のりをたどる。さまざまな光技術が誕生する今、改めて考えたい灯すことの意味と光の可能性。

登録情報

  • 単行本: 224ページ
  • 出版社: 東京新聞出版局 (2011/11/16)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4808309491
  • ISBN-13: 978-4808309497
  • 発売日: 2011/11/16
  • 商品の寸法: 22 x 14.4 x 1.7 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 70,776位 (本のベストセラーを見る)
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NHK「ラジオ深夜便」で、照明デザイナーである石井幹子のインタビューを聞き興味を覚え、手にとった。

工業デザイナーとして出発し、照明デザイナーへと転身。フィンランドを皮切りにドイツで修業し、日本に帰国。その後もアメリカをはじめ世界中を駆け巡っている。娘の石井リーサ明理も照明デザイナーとして活躍しており、母娘がコラボレーションした作品もある。

本書は、石井幹子がこれまでにデザインした照明作品の数々がカラー写真で紹介されるとともに自身の文章で構成されている。2009年「東京新聞」夕刊の「この道」に連載されたものを元に、その後のプロジェクトを加えたもの。

おもな作品は、東京タワーやレインボーブリッジ、東京駅赤レンガ駅舎、海外では日独交流150年記念イベント(2011年9月、ベルリンのブランデンブルク門)など。

私がいちばん印象に残ったのは、冬の岐阜県・白川郷のライトアップだ。雪に包まれた合掌造りの民家が、斜面の木立のなかに置かれた5つの灯光器により照らし出されている。月あかりのような白い光が静謐な雰囲気を醸し出していてよい。むやみに強い光を用いたり器具や色の数を増やすのではなく、周りの景観や用途に合わせて、照明をコントロールすることが大切なのだろう。

日本大震災以降、電気を消費する照明に対する風当たりが強くなったことについても言及している。それまで電気を使って作品をつくってきた著者は、震災・原発事故には大きなテーマをつきつけられた。住宅で使用する電気のうち照明は約15%といわれ、使うエネルギーは冷暖房や冷蔵庫など他の家電より少ないが、それらより目立つため、やり玉に上がりやすいという。

著者は、省エネは大切だとしながらも、「やみくもにあかりを消すのではなく、少ないエネルギーでもっと美しく暮らすこと」を提唱している。たとえば、日本の家屋照明は明るすぎると指摘。夜間は部屋全体を照らす天井照明を消して間接照明に切り替えたり、ときには明かりを消してキャンドルを用いれば、陰影に富んだやさしい光を楽しめると説く。

また、著者は自分が使う電気エネルギーは自分で産み出し(創エネ)、自分で消費するという「自産自消」を推奨する。電気は発電した場所から遠くの消費地へ送る間に50%近くをロスするが、使うところで発電すればロスはなくなる。具体的には、太陽光発電と長寿命で消費電力が小さいLEDを組み合わせて使用するというものだ。

最後に掲げられた写真は、東日本大震災から1月後の2011年4月11日夜、東京タワーの大展望台に映し出された光の文字「GANBARO NIPPON」。このメッセージは、太陽光発電の電気で灯され、事故を起こした原子力発電所のある福島への思いが込められた。

光と一緒に歩んできた著者の足跡と業績、光に関する考え方が凝縮された一冊である。
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普段何気なく見ていた色々な街の光がこんなに温かな、人間や環境への愛情溢れる想いからデザインされていたのかと胸を打たれた。
照明デザイナーの方の本は初めて読みましたが、世界で活躍されている方だそうです。
強い女性であり、真摯な姿勢、愛情、フリーであるがゆえに失敗をしたら次の仕事は来ないという危機感と責任感がここまで世界中の方々の信頼を味方につけたのだと思う。
娘さんとの親子二代でのプロジェクトも、読んでいて感動しました。
何気なく手にした本ですが、かなり良いです!
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