大学生和臣の恋人は、「けち」という名の不治の病に冒された美貌の予備校講師雪生。「鼻はティッシュ1枚でかめ」「食器洗いは洗剤1滴」うんぬんと和臣はいちいち注意を受けています。雪生曰く「貯金が趣味なわけではない。金を使うのが嫌いなだけ」つまり、趣味は節約。自分の節約だけではなく「人の無駄遣いも虫酸が走る」と言って歌舞伎町のネオンにけちをつけるところなど、いっそすがすがしく思えるのは私もけちだからでしょうか。
でもいくら安いからって、隣のテレビのニュースが全部聞こえる部屋にわざわざ住まなくても…。ここでも雪生は、「テレビ消してくれ。ニュースの時間だ」なんて言ってます。テレビの音はともかく、聞こえちゃまずい音もあるし…。和臣、苦労してますが、この人苦労している情けない状態がよく似合っていて笑えます。
でもまあ、二人はラブラブ。
この話は「TOKYOジャンク」外伝「暗くなるまで待って」「ラブミーテンダー1・2」の、そのまた外伝ですね。(それでラブミーテンダラーなんだ)独立した話なので、「ジャンク」知らなくても関係ないけど、朔夜さん、いい性格変わってなくて懐かしかったです。
3篇の最後は全然違う話で、ちょっと違和感あったかな。