89年発売のドリカムのセカンドアルバム。このアルバムの真骨頂はやはりラストの「未来予想図2」でしょう。ドリカムのベストナンバーに挙げてもいいほどのこの曲、翌年のシングル「笑顔の行方」のB面にも収められるのですが、このアルバムバージョンの方が1分半ほど長く、また、この「1分半」が非常に効果的にこのアルバムのラストを盛り上げてくれています。また、「ブレーキランプ5回」のフレーズなど、まさに情景が目に浮かぶような上手さで、特に同世代の女性の共感を呼んだというのも本当に理解できます。
もちろん、このアルバムには他にもいい曲がいっぱいあって、聴く者を飽きさせませんが、とりわけシングル曲にもなった「LAT43°N」はじめ「星空が映る海」はすごくいい曲ですし、「うれしはずかし朝帰り」や「うれしいたのしい!大好き!」も彼らの明るい個性をよく生かした佳曲だと思います。
実のところ、私はドリカムとしては4作目「MILLION KISSES」までがピ−クで、以降は彼らの個性と曲作りとのギャップが大きくなり、魅力が乏しくなっていったと感じています。もちろん後期のアルバムにもいい曲は少なからずあるのですが、このアルバムは彼らの初期の名作アルバムであると同時に、私には代表作といって過言ではないと思っています。