内容(「CDジャーナル」データベースより)
2005年発表の3rdアルバム。「SMILY」や「ネコに風船」、「プラネタリウム」などのヒット・シングルをはじめ、彼女らしいバラエティ豊かなナンバーが満載。彼女独特のユーモラスなセンスも健在。
内容 (「CDジャーナル・レビュー」より)
前作『LOVE JAM』でチャート初登場1位を獲得し、トップ・アーティストの仲間入りを果たした大塚 愛。タイトルから、あり得ない展開の楽曲まで、常にどこかのポイントに驚きを用意する彼女の音楽は、それが誰のディレクションによるものかは置いておくとして、それを怯むことなく平然と、いや、堂々とやってのける器の大きさは一流のエンタテイナーのそれだ。本作においても、そのエンタテインメント路線に揺らぎはなく、全12曲のトラック・リストを見た段階で、シングルの「ネコに風船」ほか、「羽ありたまご」「U-ボート」「ラーメン3分クッキング」と、常人の発想を超えたあり得ない曲名が聴き手の興味をかき立て、ここで最初のツカミはオッケー。そして、実際に作品に触れ、そのあり得ない振れ幅にまた驚かされる。パンクあり、ストリングスをまとったクラシック・ポップあり、お子様向けポップスがあるかと思えば、ぐっと大人っぽい表情を見せる楽曲ももちろん収録。しかも、それだけにとどまらず、詞の世界もネコの目線から眺めた世界を綴ったり、電話の会話形式を展開してみたりといった、イメージの広げ方も、相変わらずただごとじゃないし、なにより悪意がない点がいい。といったところで第2のツカミどころも楽々クリア。そして、一番肝心なのは、これら企画色の強い楽曲も彼女ならオッケーだと思わせるキャラクター性。それを確立するためには相当なクレバーさが要求されるはずで、それが天性のものか、はたまた計算に基づいたものかは分からないけれど、大塚 愛というキャラクターを成立させているのは紛れもない才能であり、その意味ではアーティスト性も申し分なし。個人的には「プラネタリウム」のようなリリカルな曲がもっと増えたら、より楽しめるのにと思いつつ、この多様化した時代に万人へ向けた全方向対応型ポップスを成立させる困難さを考えれば、本作のバランスこそが理想なのだろう。 (小野田 雄) --- 2006年01月号
Album Details
Japanese pressing includes a bonus DVD (NTSC/Region 2). Avex. 2005.