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7 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 2.0
文体に,
By
レビュー対象商品: LOVE (単行本)
僕は文体がダメでした。センテンスがブツブツと切られていて、読んでいて何度も目線が止まります。 リズム良く読める人もいると思いますが、僕は逆に読んでいて苛々してしまいますね… (「ベルカ〜」はまだ読んでいられたのですが…) ストーリーや全体の雰囲気だけなら好みなので残念です。
5つ星のうち 3.0
フランクな文体の群像紹介小説,
By カムパネルラ (福島県) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: LOVE (単行本)
文体は誰かが誰かを誰かに紹介や説明をしているような感じで、まるで作者本人からかくかくしかじかこれこれこうでさ〜。とファミレスでお茶でもしながら話を聞いているようなとてもフランクな印象を受けました。こんな小説は初めてです。説明として、東京の街中の細かな住所や場所等が作中で所狭しと出てきましたが、私は東京には全く疎くて意味不明でした。東京の方だったなら「ああ〜あそこね〜」となってより小説の中の世界に身を投じることが出来たのではないかなと思いました。そういった意味では東京の方にはおすすめな一冊と言えるのではないでしょうか。 こんな小説は初めてと前文で書きましたが、兎に角東京に住む人々の断片が集約されていてそれが微妙に絡み合って一つの街として表現している様に思えました。作者が述べているように【巨大な短編】です。そう、その通りと思いました。短編集の様でそれとは違って、一つの長編かと言えばそうではない。正に巨大な短編と言う表現そのもの。今までに無かったような不思議な小説です。だから賞を受賞できたのでしょう。そんな小説でも一貫して登場するのは猫です。猫にも人と同じように様々な群像があるのだなと、擬人化して感じました。 なおこの作品は 【第19回(2006年)三島由紀夫賞】受賞作。
11 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
「ベルカ」に対して,
By するめいか (さいたま) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: LOVE (単行本)
ベルカで、二十世紀を犬たちの視点から書き直してしまった古川日出男。今回は、東京の街を猫たちの視点で書き直す。あいかわらずよくわからないジャンル。三島由紀夫賞は、基本的に純文学の賞のはずなんだけど、それでも取れちゃうのはやっぱり実力があるから。だから三島賞、好きさ。きちんとあげなきゃいけない作家にあげているからな。 文体が魅力的。心内語をこうまでうまく使える人がいるでしょうか。あと、二人称がすごすぎる。二人称小説というのは、たいてい、ゲームブックのように非常にしょぼいことになってしまうけれど、これはきちっとしていて、非常にかっこいい。
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