Loudness結成30周年を記念したBestが所属レコード会社別に3枚出ました。30年の歴史からすると本作は初期の名曲を網羅した1枚目となるわけですが、ちょっと複雑な選曲になっています。
LoudnessというBandはその時代で全くと云っていいほど違う音楽性を打ち出しており、いわゆるジャパメタの頂点を極めた初期から海外特にアメリカを意識したLA metalスタイルの中期、そして数々のメンバー交代を重ねheavy&darkにどっぷり浸かった後期へと、いまだにfanの間でもそれぞれ最もはまった時期が異なるという数少ないRock bandと言われています。(はっきり言ってその時代以外は認めないという過激なfanもいるほどですから)
本作はいまだに支持するfanが多い初期の4作(5作目は4作目のEnglish versionなので楽曲は一緒です)からの超名曲11曲に、その後のLA metalスタイルになっていくはしりの2曲が入っています。いずれもvocalは二井原で、この13曲はついては通しで聞いて涙するold fanも多いでしょうが、複雑なのはその後に続く3曲ではないでしょうか。確かにこれらもオリジナルメンバーですが、2001年の云わば後期にかかる時代の曲で、明らかに雰囲気が違っています。(初期の13曲は1981〜1985年なので当然といえば当然なのですが)構成メンバーと所属レーベルの関係から同一盤に収録されたのだと思いますが、個人的にはこの3曲を入れるのであれば、代わりに初期の数枚からもう1曲ずつでも収めていたらさらに名盤になっていたのでは、とちょっと複雑な心境です。(本作収録以外にもまだまだ名曲があるので)
とは言え30年経ったいま聴いてもかっこいい曲ばかりなので(リマスター効果もいい方向に出ている感じです)、細かいことは気にせずにとにかく最初に買うべき1枚であることには間違いないと思います。