著者の『
第5の競争軸 21世紀の新たな市場原理』が良書でしたので、こちらの本も読んでみました。
LOHAS(Lifestyles Of Health And Sustainability)については、
マスメディア等で多少見聞きはしていましたが、その程度の知識・理解しかありませんでした。
しかし、本書を読むことで、その奥深さを知ることができました(今更ながらではありますが)。
本書は、消費者としての市民に主軸を置いてLOHASを解説しています。
(企業については1章分が割かれています。企業に主軸を置いたものが『第5の競争軸』)
LOHASは、社会学とマーケティングの知見から創り上げられた概念とのことです。
従って、地球上の様々な問題(貧困、人権、温暖化、生物多様性など)の解決方法を見据えつつも、
人々の現実の消費マインドや行動を踏まえて内容が検討されていますので、
大勢の方々がストイックにならずに、気軽に取り組むことができるようになっています。
議論は様々あるとは思いますが、
少数の方々しか取り組むことができなさそうなストイックな方法だけでなく、
大勢の方々が気軽に取り組むことができる方法があっても良いのではないかと思います。
但し、本書では、地球上の様々な問題のタイムリミットについては考慮していませんし、
掲げられた方法だけで、これらの問題が解決できるかどうかも検証していません。
あくまでも、今より少しだけでもよいからアプローチしてみましょう、という提言です。