ワクワクするような導入からワイルドなラストまで、充実した11曲がぎっしり並んでいます。
元気な曲、涼し気な曲、ノスタルジーを呼び起こすような曲、最後までとても楽しめます。
ルーツミュージックの影響を全面に出している彼らですが、これだけ全力で歌われるともはや新鮮。
ROYのストロングヴォイスが圧倒的なTHE BAWDIESも、演奏、アンサンブルが毎回みるみるレベルがどんどん上がっていて素晴らしい。
Vocalはどんどん進化していて以前の強引に作ったようなキャラクターよりもシンプルな本人の声がまっすぐヘヴィに響いてきているようですごく好きです。
NAOKIプロデュースの曲も独特のタイトでスクエアなアクセントが効いていますし、TAXMANのリード曲も'70ポストパンク色が少し異色でこれも強力ですね。ラスト曲はフックがすごくてやられます。
パワフルさやシンプルなたたずまいが信条のバンドでも、細やかなアレンジや、ハーモニーのセンスが光っていてニヤニヤさせられることしばしば。
特筆は歌詞で、これまでシンプルなラブソングが多かったのが、グッと一歩踏み込んだヒューマニズムを感じさせる内容も全体のエネルギーを高める重要な要因だと思います。
サウンドも毎回どんどん図太くパワフルになっていっている気がします。とてもカラフルですが本格的な骨太さに支えられていてすごく好きです。アナログ盤も聴いてみたいです。
昔も今も全力で熱心に歌い演奏されている音楽はなんだかすごく光ってるんだなと感じます。
聴くたびに発見がある素敵なアルバムです。