ポプコンという響きはすごく懐かしく感じます。この演奏は昔、LPとして本選会毎に出されていたのですが、今回のシリーズではその抜粋編といった感じがします。今ではスタンダードになっている曲から、ほとんど知られることなく忘れられそうな曲まで、さまざまな曲がライヴとして入っているのですが、ポプコンに馴染みのある方にとっては本当に懐かしいのではないでしょうか。
中島みゆきの「時代」や因幡晃の「わかって下さい」などはあまりにも有名な曲ですが、他にも後に八神純子が歌うことになる、「さよならの言葉」、石川優子のデビュー曲になる「沈丁花」(これは印象がぜんぜん違う!)、サンディー「グッバイ・モーニング」や中沢京子「さよならの時」もいいですね。また、今や知る人も少ない、12回のグランプリ曲「鐘」はサビがとても印象的でした。ここには貴重な音源がたくさんあるとともに、ライヴならではの緊張感や有名曲の源を探っていく面白さが感じられます。
あと個人的には、第18回の本選会で福沢恵子が歌った「時のいたずら」という曲を探しています(この時は、あの「大都会」がグランプリでした)。この曲では、やや緊張気味の彼女が切々と歌うバラードが素晴らしかったことを覚えています。それと同じ回の入賞曲、トゥインクルの「そよ風の妖精」もほしいので、ぜひパート5あたりまでは復刻していただきたいものです。