ちょっとブートについて言うがあれらは結局は記録でしかないと私は考える。
大概はライブの臨場感を感じれるものの作品としては大したことはないし、
何度も聞けるものではない。(無論、そうでもないものもある)
ライブアルバムはライブではない。ライブの生の臨場感、旋律やグルーヴの生々しさはライブでしか味わえない。
ライブアルバムとは何度も聞けるようにライブの良さを殺さないよう、かつ何度も聞けるように音を整理して「作品」として発売されるべきであって、なんにも手をつけずにそのまま発売する愚は是非とも避けてもらいたい、そう考える。
マイルスは既に死んでいる。ライブは聞けない。繰り返すマイルスのライブはもう聞けない。
永久に残すべきはマイルスのずば抜けた美しさであって記録では決してないと考える。
逆に言えば今生きているアーティストを大切にしようということでもある。
今生きているアーティストのライブを楽しめないようならば、アーティストが死んでから本物のライブを求めるのであれば、その人は大した音楽好きではないと考える。
ちなみに音質が悪くてもミックスダウンがされていなくてもマイルスに限ってブートが3回位は聴いて楽しめるのはマイルスが旋律的にとんでもなく優秀だったことによる。
だが全ての音が有機的に繋がって聞こえないためどうしても、何度も聴いて楽しめるものにはならない。
何度も聴いて楽しめない音源などマイルスのアルバムには相応しくないと考える。
フレージングだけで楽しめるってのは余りにも程度が低いし、マイルス的でもないだろう。
ジャズファンじゃあるまいし。