1巻の続きがこんな話になるとは、読んでみるまで誰も思いつかないんじゃないでしょうか。
1巻がアメリカでの誘拐事件の対象者とその行為者だったものが、何故か日本でギャルソンと政治家秘書という関係になってしまう旨さといったら。
BLというものは、二人の人間の間にあるパワーゲームが非常に顕現しやすいジャンルでありますが、その美味さ、旨さ、上手さを味わえるいい話だと思いますね。
立場が、国が、住むところが、水が変わっても変わらないものを、自分の感情と向き合わざるを得ない男の不器用なまっすぐさを、弱さを、書かせたら本当に見事な作家さんだと思います。
それにしても政治家のオヤジさんがカッコ良すぎる。「影あるところに」でもそうだったが、この人はシニアの権力のある男の、弱さとずるさと強さを描かせるたまらないものがあるなぁ。
たまりません。半分持って行かれたw