いよいよ4回戦、と思ったら「予選」の「感染ゲーム」がスタート。ゲームの独創性には相変わらず驚嘆するが、この巻では途中までなので、ゲームについての評価は控えたい。
ただ、途中経過でも圧倒的に面白い。秋山とヨコヤの頭脳戦がまた見られて興奮している。
しかし、3回戦の後、敗者復活戦をやったのに、4回戦でプレーヤーが多いから数を絞ると称して「予選」を行う展開には首をかしげる。まあ、事務局の思惑は別のところにある、と考えることは可能だが。
また、予選ではマネーのやり取りがないため、ここで敗退者が出ると、神崎直や秋山は救済することができないので、全員予選通過という結果が予想できてしまうのもマイナスか。まあ、どうやってそれを可能にするか、という点には興味津々だけどね。
作品全体を振り返ってみると、1回戦の「マネー奪い合い」から「感染ゲーム」まで、8種類のゲームが登場したが、それでもまだ9巻。あれだけ精密でオリジナルなゲームが何度も繰り広げられているというのに。作者によっては出し惜しみして引き伸ばしても不思議ではないが、甲斐谷忍は気前が良いですな。
結末を早く知りたいというより、むしろ次はどんなゲームが登場するのか、ワクワクと楽しみな作品なので、長期連載になっても気にならないけれど。本当に次巻が待ち遠しい。