この巻では、敗者復活戦の先鋒戦(24連装ロシアンルーレット)が行われる。はっきり言って、三回戦の密輸ゲームと比べると質は落ちる。しかし、密輸ゲームの質が良すぎたこと、今巻の24連装ロシアンルーレットが、そのルールゆえに複雑に展開できないことを考慮すると、全く問題にならない。むしろ、このルールでよくここまで展開させたな、と感服している。
また、ゲーム終了後の秋山の発言が「焦らしのテクニック」としてうまく効いていると思う。このセリフを見たら、敗者復活戦の最後まで目が離せなくなることは必至だろう。
最後に、たとえ密輸ゲームと比べてつまらないと感じても、次巻も読むことを奨めたい。なぜなら、次巻収録予定の17ポーカーは、今巻よりも断然おもしろいからである。