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12 人中、10人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
不条理とは何か。仏語学習にも最適,
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レビュー対象商品: L'Etranger (Collection Folio, 2) (マスマーケット)
カミュの代表作。この作品でカミュはノーベル文学賞の栄誉に授かることとなる。この本を購入しようとする人たちは、何かしらのかたちで仏語を学びたいという意欲を持っている方々が多いと思うので、この本の仏語についてレビューすることにする。 小説ではあるが、臨場感を出すために敢えて、半過去やpasse composeが多用されている。基本的な時制さえマスターしていれば、時制でつまづくことはないだろうと思う。subjonctifやpasse simpleなどは、あまり用いられていない。 語彙のレベルに関して: 前半部はムルソーの日常生活を描いているので、そこまで難しい単語は出てこない。だが、後半部になると、法律ネタや裁判ネタが絡んでくるので、難易度が少しあがるかもしれない。難しければ、前半部だけ読むのでも良いと思う。 文体:簡潔かつ平明で、非常にわかりやすい。仏語圏で仏語の教材によく取り上げられるだけあって、簡潔な仏語に触れることができる。 そして、なんと言ってもこの本は安い。中途半端な日本語の仏語読本を買うより、この本と日本語版を買って、読み比べたほうがコストパフォーマンスが良い。 20世紀を代表する仏語圏の文学者の作品なので、仏語圏でも人気の作家の1人です。カミュを読んだことがあると言えば、仏語圏の人たちとの話しのネタにもなるので、お勧めです。
3 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
なつかしい小説をフランス語で読むのは最高,
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レビュー対象商品: L'Etranger (Collection Folio, 2) (マスマーケット)
10代に日本語訳で読んだ作品であるが、人生の後半で原書で読みたくなり、一冊買ってみた。 一般に小説に多用される「単純過去」(一部のフランス人でも「活用」に不慣れな代物)が少なく、ほとんど複合過去や半過去で書かれているので、非常に読みやすい。 筋や作者の思想はよく理解しているつもりなので、この読書は、いきおいフランス語の学習が中心の位置を占めるものとなった。「読書」とは言うものの、実際には全てをPCに入力していってl'orthographeを記憶しながらのものなので、時間がかかるが非常に楽しい。フランス語を学習されている人の中で「いい本がない」と不満をつのらせておられる方々に、自信をもってお勧めできる一冊である。追伸:カミュとサルトルの論争は有名だが、この論争に「敗れた」カミュのほうの人柄の良さにひかれる。晩年のサルトルの情けない生き方から見れば、サルトルは、単なる「ろくでなし」のジャーナリストに過ぎなかったと感じる。
1 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
閉塞感,
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レビュー対象商品: L'etranger (マスマーケット)
公訴事実にはない「母の死に際して涙を流さなかったこと」が決めてとなって死刑判決をくらう主人公。「空気が読めない」ことが非難される昨今、非難される側からすると共感できる作品だと思います。
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