93年の大阪(確か・・)でのライブが体調不良で納得できなかったヒムロックが
当日の客を全員5月12日の国立代々木競技場第一体育館に招待して行った
異例のリ・ライブの映像です。
勿論、足を運べないファンもいて、そういったファンにはバックステージパスが送られました。
このエゴイストツアーが今日まで日の目を見なかった理由は
ヒムロックが当時の追い求めていたライブ映像の音質とは
かなりかけ離れていたからだそうです。
しかし、ここ近年再びこの映像を見る事があり、
その時今求めているライブ感のある音質にピッタリだったそうで、20周年という事と、ファンからのリクエストが重なり15年ぶりに陽の目を見る事となりました。
そしてこの時期と言うのはヒムロックが日本で情熱の限りを注いで活動していた最後の時期でもあります。
この後の「シェイクザフェイク」製作時に裸の王様になっていく自分に気づいたヒムロックは日本を拠点とするのを辞め、アメリカに移ります。
そういった意味でもこのエゴイストツアーは日本で生んだ名作「メモリーズオブブルー」(アメリカで生んだ名作は「イデア」)を引っさげた、第1期ヒムロックの集大成でもあります。
ステージも当時エンターテイメント性を前面に出したライブを理想としていただけに、ハーレーが照明として吊り下げられていたりと派手な演出がされています。衣装もロングコートみたいなアーバンな雰囲気なものから革ジャン〜タンクトップまで、これぞヒムロックと言いたくなるもののオンパレードです。
新鮮な気持ちで楽しむのも良し。
既に出ている「オーバーソウル〜」と「シェイク〜」を繋ぐ線にして当時のヒムロックの軌跡を体感するのも良しのファン必見の1本です。