幼少期に夢中になったレゴパイレーツ。
久しぶりの復活というパイレーツファンには嬉しい知らせの後、遅れてきた大本命がこちらのモデル。
まず特徴は海軍の帆船として、これ以前のモデルとは比べ物にならない大きさだということ。
今までの小型で簡素な海軍の帆船とはスケールが違います。
海軍では初の4本マスト、船員室と外観、内装ともにとても充実しています。
そんなこともあり、遊ぶ志向の子供ではなく、飾る志向の大人になって初めて欲しくなる逸品でしょう。
確かにそれはLEGOらしくないのかもしれないですが、こういうモデルが出てくれると、私のような大きなお友達は喜んで買ってしまうんですよね。
そんな感じで、ディテールは海軍船史上最高峰。飾るのならば間違いなく☆5つ。
が、昔のモデルより悪いところもあって、まずマストの取り付け方式がダメ。
この方式だとマストが上手にアーチを描いてくれない。
昔の方式はマスト部の布が消耗しやすいという欠点こそあったが、追い風に帆をいっぱいに張っている感じがよく出ていて、ディテールとしては大好きだった。
このモデルのマストはへなへなで、横から見ると支柱に垂直にマストがついていてとても格好悪い。
あとは糸を使っていないのも帆船らしくなくてよろしくない。
帆船たるもの、やっぱり縄があってなんぼのもの、ここはさすがに妥協できない。
バランスは確かに難しいレゴの帆船モデル。
リアリティを追求するなら帆船模型を買えばいいわけで、あまりそっちに歩み寄っても仕方がない。
やっぱり想像が入る隙を残しておかないとレゴの楽しさっていうのは無くなってしまう。
「えー!ここがこうなるのか!」と、組み立て書を見ながら、このモデルを組み立てて久しぶりに楽しい感覚がした。
最近のレゴは専用のパーツなんかを作ったりして、その幅を狭くしている感じがする。
特にテーマ物は。
テーマ物でも組み上げた後も「ここをこうしたらもっと雰囲気出るんじゃないか?」とか、「もう少しこれのつけ方を変えてみよう」とか、
楽しい想像がいっぱい出てくるのがいいモデルだと私は思います。
そうやって少しずつ付け足してみて、自分だけのモデルが仕上がってくるんですよね。
そういう意味ではこのモデルは十分及第点、というか最近のレゴでは最高峰のレゴらしさを持っているというように感じました。
これだけ大きいと組み換えは勇気いるけれど・・・(苦笑)。