この17年でリスナーとしてのROCKの価値観が大分変わりました。
率直な感想は、懐かしく安心するバンドサウンド。
D'ERLANGERの進化系と云うより、Die In Cries + CRAZE後期 の延長線上に聴こえます。
Kyoは枯れた大人の声質になり、ダークな表現力が増した。
一郎は当時のシングルコイル寄りのサウンドではなく、CRAZEの流れでハムバッキングーアンプ直の様な、ソリッドカッティング。もちろん一郎ならではの音。
5曲目イントロのリードギターは、当時を彷彿とさせます。
哲はこれまでのダイナミズム重視の重低音から、シャープでタイトな方向性のサウンドに。
もちろん手癖は哲ならでは。
ベースに関しては飯田成一であって欲しかったけど、成一の輪郭のはっきりとしたピック弾きでは出せない雰囲気。
SEELAのうねるベースだからこそD'ERLANGERと云えるのかもしれません。
ベースは非常に上手いです。
30歳前後のリスナーが圧倒的に多いアルバムでしょうね。
若いJ-ROCKファンがこのアルバムを聴いて、どんな感想を抱くのか非常に気になります。