4人の中年独身男が暮らすイタリアのとあるアパート。
空いている「5番目の部屋」は留学生の下宿部屋。
アパートの住人達が織り成す出会いと別れ、友情と恋愛。優しくて暖かい物語です。
まず絵がシンプルで可愛い。
「リスパラ」や「さらい屋」とは違ったアッサリした画風なので、好みが分かれるかもしれませんが…。
登場人物の中年男達が個性的で可愛いです。
彼らの何気ない優しさ・可笑しさは、作中の留学生達だけでなく読んでるこちらまで癒してくれます。
(チェレのヅラには笑いました♪)
オノナツメさんは中年や紳士を描かすととても上手。
イタリアが舞台の作品が多いですね。イタリアの大らかでお洒落な人と街の雰囲気がよく出ていると思います。
どこに行っても皆がまた帰ってこれる場所、集まれる場所―。そんな暖かい場所や友達がいるって素晴らしい。羨ましいですね。
読後はほんのり幸せな気持ちになります。