古代エジプト時代、神聖なるファラオの墓を手がける職人達の村を舞台に歴史が繰り広げられていきます。
ストーリー自体はファラオたる力を与える光の石を巡っての攻防がベースで実は割と単調なのです。1巻の最初あたりはなかなか読んでいくのが億劫でした。しかし、舞台が王墓の職人の村"真理の場”へ移るにつれ、古代エジプトや王墓を司る職人たち、ハトホル神に仕える巫女たちの生活や神秘的な儀式が生き生きと描かれていて、作品世界に一気に引き込まれてしまいました。
登場する職人の村"真理の場”は、現在デイル・アル=メディナ遺跡として残っているのだそうです。
エジプトの遺跡に旅行に行く予定のある方は、この小説を読んでおかないと損です!