大橋トリオ、同時発売された2枚のオリジナルアルバム。
(製品番号上、こちらが先の盤になる)
気になるのは内容。
いきなりのアルバム2枚同時発売で
驚いた方も多いのではないだろうか。
しかし、安心してほしい。
この作品は決して期待を裏切らない。
先に一つ補足させていただきたいことがある。
それは、このアルバムは「ミニアルバム」に近い作品である、ということ。
これは、殊に大橋トリオのアルバムに関しては、誉め言葉として受け取っていただきたい。
収録曲は10曲だが、その内4と7は1分強のインストゥルメンタルである。
そのため、CD全体の尺は40分程と長過ぎず、繰り返し聴くのにも適している。
(「曲が多いほど良い」という方には、前々作「I Got Rhythm?」や前作「NEWOLD」をおすすめする。)
また、その曲の内容だが、既発表曲と路線は変わらず、
相変わらずの柔らかい声で暖かい空間を提供してくれる。
琴線に触れるような旋律も多々あり、一度はまったらしばらく虜になること間違いなし。
2曲目はBONNIE PINKもデュエットに参加し、
前作から顕著になった魅力あるコラボレーションを感じることができる。
なお、CMソングにもなった10曲目の「Bing Bang」は「R」にもオリジナル版が収録されている。
(CMで使用された音源は「L」に収録)
「L(エル)」と「R(アール)」。
タイトルから連想されるのは「左」と「右」。
確かにジャケットはそれを意識した作りである。
しかし、よく見るとどちらの大橋氏も目線は正面を向いている。
「同じ方向を向いている」のである。
また、ジャケットの作りは左右対称の構図のため、
左右に並べて、棚にしまうと「お互いに向き合う」かたちになる。
2つの盤は、性格は違えど、
どちらも「大橋トリオのアルバム」なのである。
まずはどちらか1つでもいい。
是非手にとって聴いていただきたい。
大橋トリオはいつも変わらずに、あなたを笑顔で迎えてくれる。