インディーって何? そんなときに思い出される、これぞインディーな強烈に自由度の高いEeLの1st。
初めて聴いたのは、雑誌の付録CDで、M3のキュートな歌声と文句なしに耳に残るpopな楽曲に即ノックアウトされました。これは買わなくてはと、いろいろ調べると、関西のfille-uniqueというインディーレーベルから発売されているということが分かりました。普通に売っているかどうか心配でしたが、千葉の柏市のちょっと大きなレコード屋に山積みされてました。それだけ期待度は大だった(のかな?)
さて音ですが、予め聴いていたM3もサビのテンコ盛りというかなり冒険的な曲ですが、その他はもっとぶっ飛んでました。それぞれバラエティーに富んでいるというのは、よくあるわけですが、その一曲一曲が過剰で、毒があるわけではないんだけど、どこかキッチュというかエキセントリックというか、とにかく普通じゃない。歌声もいわゆるウィスパーボイスでかわいいんたけど、かなりやけっぱちな感じもします。歌詞にも、「スターバックスでバックスラテ飲もう。やっぱりいつでもおいしいね」などとあり、まるで日記のようで、まるで即興で書いたみたいです。そんな出来立てほやほやのライヴ感というか、そういうインディーらしいDIY精神が全面に出ていて、他のアンニュイだったりキュートだったりするウィスパー系とは一線を画してます。
後で知ったんですが、どうやらトラックを相方のSandouさんという方が先につくり、そこにEeLが鼻歌でメロディーをつけていくらしいです。そういうところからも、きっとこの何ともいえない手作りな感じが滲み出てきているのでしょうね。
はっきりと他との違いの分かるポップミュージック。そこは音楽を聴く際、僕にとっては最重要事項です。