まず自分はAIは見てません。優勝者は何て名前か、ぐらいはチェックしますが番組自体はデビュー決定者の楽曲を聴いた後に興味をもったらYouTubeで見てる、という程度です。今回のKris(+Adam)も同じパターンで、『Live Like We're Dying』を聴いて初めて興味を持ち、なんとなく買ってみました。
最初に聴いた感想は、確かにファンの方々が思うように「地味」です。特にAdamが対照的にど派手なので余計にKrisの地味さは目立つものだとも思います。ですが、そもそもAdamとは音楽のフィールドも声質もまったく異なるので、それぞれのデビューアルバムを比べるのはちょっと可哀そうかなぁという気がします。
話を戻すと、自分は最初に全体を通して聴いたときの印象が悪いとほとんどお蔵入り状態にしてしまうのですが、このアルバムの1st impressionは印象深い曲が少ない割に意外と好感のもてる、といった感じだったため何度か繰り返し聴いていたのですが、聴けば聴くほど良い味が出てくるスルメアルバムだと思います。『Before We Come Undone』『Bring It Back』などは特に本人の声質に似合う佳曲で、かなりリピートしています。後半は若干ダレてくる感じですが、そろそろ飽きそうなタイミングで『Heartless』がやってくるのは絶妙です。ただ正直『Heartless』で締めるよりはここに『No Boundaries』を追加したほうがもっと良かったかと思います(US iTunesのDeluxe Editionはそのように売ってるようです)。
いろいろなところを見ましたがやはり賛否両論なアルバムのようですが、『Let It Rain』の歌詞にある「so many voices trying to reach me / To tell me that this is not the way / To tell me that this is my mistake」「I know that this is not the way / That you imagined it would be / Oh nothing you say is gonna stop me」の節のように自分のスタイルで今後も頑張ってほしいです。