まず、この三脚の購入を検討している人は、他の候補としてスリックのコンパクトシリーズ等を考えていると思われますので、
この『King Fotopro 軽量コンパクトアルミ三脚』と『スリック コンパクト'II』を両方使ってみた上での比較から。
決定的な違いはステーの有無。
三脚においてステーの有無に関しては賛否両論ありますが、少なくとも小型軽量三脚で安定感を得るならば必須の存在だと思います。
この軽量コンパクトアルミ三脚もスリックコンパクトも、展開すると相当細く長い脚になるので強度や剛性感は低いと言わざるを得ません。
しかし、こちらの三脚はステーのおかげで幾分かは剛性の低さを補っています。
スリックコンパクトに比べると明らかに“カッチリ感”が違います。
(実際に、最大まで展開した状態で力を加えてみると、安定感が全く違うことがわかります)
次に違う点はクイックレリーズの有無です。
このクラスの三脚はカメラを積載したまま移動というわけにはいかないので(やはり三脚自体が弱いので色々心配)
こういう所も利点です。
ただし、クイックレリーズを搭載した分、雲台付近の強度はスリックコンパクトに比べて劣るので、
ズームレンズを使用する場合はスリックコンパクトに軍配が上がります。
他の相違点としては、最大まで展開した時の全高がこちらのほうが20cmほど高い事です。
夜景等を手すり越しに撮影する場合には有利です。
他には目立った違いはありません。
縮長、重量等は殆ど同じですし、見た目・質感も大きな差は無いです。
以下、『King Fotopro 軽量コンパクトアルミ三脚』自体のレビューです。
使用カメラは『Canon Eos Kiss X4』、レンズは『EF-S18-55 IS』。
それなりのデジタル一眼レフカメラとしては、恐らく最軽量の部類です。
この三脚の最大積載量は1500gとのことですが、エントリークラスの小型軽量デジ一しか載らないと思います。
先にも書きましたが、雲台の強度も心許ないので、大型のズームレンズは無理っぽいです。
使用可能なレンズは、Canonで言えば『EF-S18-55 IS』や『EF50mm F1.8 II』のような軽いものしかありません。
(『EF-S18-135 IS』も載せることは出来ましたが、これ以上重く大きなレンズは使わないほうが無難でしょう)
EOS 5Dのような重い上位機種もやめておいた方がいいです。
実際に使用してみると、タイトルの通り、Eos Kiss X4+EF-S18-55 ISとの相性は抜群です。
本格的な三脚に比べれば圧倒的に小型軽量なので、持ち運びが苦になりません。
私の主な使用用途は、自転車(ロードバイク)で訪ねた先々で景色を撮影…というものですが、正にベストマッチです。
乗鞍エコーラインでもスイスイ上れましたw
夜景にも、そこそこ強いです。
IOS感度100、F9〜11、シャッター速度30秒以上でも全くぶれない写真を撮ることができました。
ただ、風の強い状況で長いシャッター速度だと、ぶれてしまうこともあります。
一般的な展望台では普通に撮影できましたが、海辺や高所での夜景撮影は微妙なところです。
登山、サイクリング、旅行等、長時間携行しなければならないシチュエーションで大活躍です。
値段も安く、コストパフォーマンス抜群。
旅行用に軽量三脚の購入を考えてる方、スリック コンパクト'IIよりもこちらをおススメします(笑)