向井秀徳とLEO今井によるユニット「kimonos」。
私は向井秀徳もLEO今井もどっちも好きなため、
かつ以前のコラボ楽曲「Metro」でも相当の相性の良さを感じてた為に
かなりの期待を込めて聴いたのですが
なるほど、こりゃ面白い音源になっているなと。今年は両者とも単体でアルバム出さなかったので、その意味でも嬉しく。
ボーカルは基本LEO中心で、そこにちょいちょい向井秀徳が入って来るスタイル。
楽曲は大体がアンダーグラウンド臭のする電子ロック、という感じなのだが
メロディの幅が広く
かつ単純に面白い、聴いた事ないなあって曲が多い。そもそものコンセプトが和洋折衷なんだろうけど
それに加えて独特のリズムだったり、言葉遣いが良いスパイスになっているので
ただ異端なだけじゃなく繰り返して聴ける楽曲の質の良さがある。
マニアックに傾向し過ぎず、ポップな面もあるという事。
そしてこのアルバムは、両者のファンであった方がより楽しめる音源になってるのは間違いないと思うが
これきっかけにZAZENなりLEOなりの音楽を知って聴くのも面白いだろうな、っていうのも。
10曲目はLEOファンとしてはニヤニヤしてしまうし
4曲目「Mogura」はいかにも向井秀徳っぽい世界観だなぁって思うし。
というようにそれぞれのファンに向けたアプローチがきっちり入ってるのも面白いところ。
特にLEO今井は楽曲の出来の割に知名度は低いので、是非これをきっかけに聴いてもらえば。
ある意味LEOの才能を知らせる為に作ったのではないか、とも思ったり。
邦楽洋楽両方の音楽ファンを満足させれるような、非常に格好良いアルバムです。面白い音楽を探してる人とかも是非。
開かれたメロディの数々もまた気持ち良い一作です。