雪山の山荘に閉じこめらた中で起きる殺人事件のお話です.
読みはじめてすぐに各章のタイトルとメイン人物などから,
「あぁこれはもしかして」なんて推測が浮かんできます.
で,この山荘で起きる殺人事件を中心に話は進むのですが,
なぜか途中で挟まれる『ANOTHER SIDE』という別の事件.
メインが雪山の山荘なのに対しこちらは普通の街中のお話.
時間軸は?そもそもこの事件に出てきているのは誰?少し混乱します.
その後も山荘は姿を見せない犯人と,姿を変えていく同級生たちとのやり取り.
肉体的,精神的に追いつめられるあたりはかなり読み応えがあります.
そして最後に来る大きなどんでん返し.
が,作中で書かれていない部分を使うトリック.
「実は…」と言われても到底納得できません.
伏線は確かにありましたがそれでもそれはないのでは….
などと憤慨しているとさらに驚きの事実.
え,そういうことなの?どういうことなの?
最後に来て折りたたむような急展開.
明らかになる『ANOTHER SIDE』と驚きより呆気に取られる最後.
当然,消化しきれず不満な終わり方.なぜそうなるのでしょう.
終わりのちょっと前まではよかっただけに残念です.