リンチ巨匠のソロ作品です。
他の方のレビューでLynch Mobの『Smoke and Mirrors』並に良いと書かれていたので買ってみました。
が、この作品は、ギターソロはあるものの、DokkenやLynch Mobの初期のころの様な、
キレキレのギターソロやヴォーカル対ギターという、リンチ巨匠のカミソリギターが炸裂することは少なく、
もはや完全に歌中心でそのバッキングとソロを弾いているのが巨匠というぐらいに捉えた方がいいと思います。
もはや80年代や90年代初期の様なキレキレのソロが殆んど出てこなかったなぁと思うと寂しくなりました。
でも歌モノと捉えれば割と上質な方かもしれませんね。ゲストヴォーカル何人かで作られている作品らしいですが、
どのヴォーカルも21世紀の新人バンドのようなクリーンで伸びやかな声で、頑張って歌い上げていると思います。
それほどクセはないのですんなり受け入れられると思います。演奏レベルは全体的に文句なしだと思います。
確かに巨匠らしいハードロックをやっているのですが、絶頂期のギターがもう聴けないのか?!と思う内容でした。
あのころの勢いと格好良さを知っているだけに、もう過去の人なのかも?という思いが個人的には強くなりました。
「ジョージ最高!まさにキレキレのギターだわ」ともう一度心躍りたいものです。
一音でも巨匠の音に触れたいと思うマニアは買いだと思いますが、巨匠の魅力を知りたいなら、
この作品を買うのなら『Smoke and Mirrors』を買った方が断然いいと思います。(私は両方買いましたが…)
リンチ巨匠、もう一度キレキレのソロを聞かせてくれ!