先行発売版をすでに持っていますが、収納箱とイラスト集が目当てでこれも買いました。すでに触れられているとおり、パッケージとレーベル面の印刷が異なるのみで、収録内容はまったく同じです。先行発売版はノーマライズ(音量の最適化)が不十分で、その点にやや不満があったのですが、当然、今回発売されたものも同じ問題を引きずっています。他の2巻ではその点が改善されているので、今回の再発売にあたっては、本巻もそれらに合わせてリマスターくらいはして欲しかったものです。
内容的には、ゲーム本編付属の小説本にある「雪圏球(スノーグローブ)」がベースになっていますが、スタッフ一同で新商品の「雪圏球(スノーグローブ)」を囲む話など、一部にオリジナル要素が含まれています。全体の流れとしては、「ゆめみ」が来るはずのない客の呼び込みをするシーンに始まり、その後スタッフと楽しく仕事をしていた頃の回想を経て、最後に本編の「主人公」を迎えるという形となっており、その後本編とシームレスでつながるように構成されています。また、ラストには本編のラストで「ゆめみ」が過去のことを振り返るシーンが同様に使われており、切なさを感じます。
完成度は高いと感じますが、再発売にあたっての配慮が不足しているということで、星1つ減点とします。