マニュアルなど一切なしのアメリカンな仕様ですが、使い方は触っているうちにわかります。
明るさの増強に対しては、第1世代の増倍管使用ですが、かなり明るくなります。照明を落としてほぼ外光(夜間)のみとした室内で、シルエット程度の物体も、表面の文字が読める程度に見えるようになります。
電源をONにした後OFFにしても増倍管の残光があり、かなり長時間像が見えますがやがて見えなくなっていきます。このONOFFを利用すれば電池の使用時間が延びるかもしれません。電源OFFで周囲を明るくすると急に増光しなくなります。暗い室内で電源を入れると急に明るく見えるようになります。
まったく外光なしの暗室内では当然何も見えませんでしたが、赤外線照明ONではっきりと見えます。
附属の赤外線照明については、真正面から見た場合かなりはっきりと赤く点灯しているのがわかります。これはIR76程度のフィルターでもはっきりわかり、IR86程度のフィルターをかけても、真っ暗な中ではわずかに赤く見えます。さらにIR86使用の場合、投光の効果がわかる距離は10m程度になってしまいます。
フィルターなしでの投光距離はかなり長く、50m程度離れた場所も投光の効果がわかります。
これから光源はある程度の波長レンジを持っている電球だと推測されますが、できれば不可視領域の赤外LEDなどに置き換えてほしいところです。
増倍管のイメージ表示部と接眼レンズの距離の関係か、像がやや歪みます。周辺部は歪みが大きく、かつピントがややずれます。またよく見ると光電子倍増管のノイズが走るのも見えます。
デジカメなどと組み合わせて、像を撮影することは可能ですが、
接眼レンズ部にマウントなどの機構はないので、その辺りの処理が必要です。
コンパクトデジカメの場合ピントの調整が困難ですので、夜景モードなどで無限遠にしてしまって、本体のフォーカスで調整するとよいかもしれません。
像はそこそこぼけますし、周辺部は上記のように歪みますが、それなりに対象を把握はできます。もちろん、緑の単色効果イメージです。
大きさは小型のハンディカム程度、あるいは小型一眼レフのボディ程度です。
三脚マウント穴が無いのが残念。
本来の暗視効果は費用的に十分満足ですが、細かいところに改善点が多いので☆4つ。