注文時にも「ちょっと安っぽいかな」と思いましたが、実物は想像以上に安っぽかったです。
各所に、日本の電気製品には無い、アバウトさを感じました。
通電すると頭の白い部分が光りますが、それ以外にはスイッチも表示パネルも何もありません。コンセントを入れると加湿。止める時は、コンセントを抜く。それだけの商品です。
水を入れた後、ブルーの加湿ユニットを上に取り付けますが、これもスクリューやロックになっていません。説明書には「浮く場合は水を減らせ」と書いています。「水の入ったバケツに蒸散器を乗せる。」という感覚に近い商品です。相当安定性の高いデザインですが、コンセントケーブルにつまずいた場合、ひっくり返らないまでも水はこぼれるでしょう。
また、電極で蒸気を発生させる仕掛けになっており、通電性をあげるため塩を加える必要があるなど、高い加湿器には無い手間もあります。(塩の量で蒸気の発生量は相当に変わります。)
だからといって本製品がだめかというとそうでもありません。デザインは好みもあるでしょうがなかなかかわいいと思うし安定感もあります。加湿能力もなかなかで「家にいてものどが渇きにくくなった」と家族が言っています。蒸気も派手に出るので「加湿している」感も高いです。
重量もほぼ「水の重さ」程度のため持ち運び性が高く、特定の部屋だけ加湿するためにあちこち移動するのには最適だと思います。
タイマーや湿度調整といった高機能商品ではないので、寒暖差により湿度が高くなる部屋、カビの発生が心配な場合、連続的に使用するのには向かないかも知れません。
「除加湿器や、加湿機能付きの空気清浄機など湿度を調整してくれる高機能機を一つ持っていて、補助的に使いたい。」「赤ちゃんや、小さい子供のいる部屋を移動しながら使いたい。」「高気密住宅、新築住宅で、とにかく乾燥しがち。」という目的であれば最適だと思います。
私は、上記のおすすめをすべて満たしており大活躍しています。
マニュアルには「水が無くなると自動的に止まる。」と書いていたので、寝る前に付けっぱなしにしてみましたが、蒸気が出なくなるだけで通電は止まらず朝は加湿ユニット部が熱くなっていました。それでもいいのかも知れませんが、基本人のいるところでの使用が前提だと思います(後で気づきましたが塩を少なくして長時間運転するという手もあります。)。