BOOWY→氷室の流れでファンを続けている方は多いと思います。
彼が8月22日に東京ドームで一夜限り行ったBOOWYの”解放”
を収録した本作は、見るもの全てから言葉を奪うことでしょう。
オープニングのB-BLUE。ラストGIGSのアレンジとほとんど一緒です。
あの時と同じ東京ドームで、同じ一曲目で同じアレンジ。
彼はステージに上がる前にどんなことを考えたのでしょうか。
それを想像するだけで涙がこみ上げてきます。
収録曲29曲のうち、18曲がBOOWY時代の曲ですが、
一番の見所はやはりRENDEZ-VOUSの直後。
あれほどやわらかで、楽しそうな氷室氏を見るのは
本当に久しぶりです。
また本作はBOOWY時代の曲目のみが注視されがちですが、
前半部分のソロ曲との対比が実に秀逸。
一曲ごとにBOOWY曲→ソロ曲と交互に歌っていくのですが
トータルの完成度が非常に高く、一つのギグとしての
選曲が非常に絶妙です。
本作の評価には直接影響しない部分ですが、
特典ディスクのインタビューは残念。
インタビュアーは用意した質問を聞くことに注意が向きすぎていて
「質問の答えをさらに掘り下げて話題の質を高めていく」という
インタビューとしての基本的な原則ができていません。
Yes/No型の質問だけでは氷室氏も回答に困ると思うんですけどね‥
とはいえ、本作はBOOWY時代からの一ファンから見ても
非常にクオリティの高い出来。
久しぶりの”同窓会”に酔いしれようではありませんか!