KVM は libvirt, qemu と共に使用するため、個人ブログなどに記述されている情報だと設定内容の意味がよく分からないことが多かったのですが、概要図などが多く記述してあるため、KVMでどんなことができるのかは理解しやすいです。
本書によって、ウェブページを探しまわったり、英語のドキュメントを読んだりという手間が随分省けます。
自身のPC内の閉じた環境でいろいろ弄くる分には困らない情報は記載されていると思います。
ですが、KVM上にサーバを構築して運用するとなると、本書では力不足です。
ネットワーク部分は説明は著者にしか意図が理解できないと思いました。
文章の単語と概要図の単語が整合しないため、私には理解できませんでした。
例えば、eth0 がホスト側を指すのか、ゲスト側を指すのかが不明瞭で分からない。
クローズドな構成は比較的よく書いてあるのですが、
WANから接続される構成については概要の記述だけで
どのように設定したらよいのかの具体的な例までは記述しておらず、説明も雑です。
仮想環境上でサーバー運用をお考えの方は本書では情報が足りないのでご注意ください。