KURE LOOX 表面仕上げ剤 330ml CRC #1176基本的な売りは、ムース状で塗り込みやすく水垢や傷を簡単に落とせてWAX効果もあるというものです。
実際には簡単に、ともいきません。
ムース状に薬剤は出ますが、かなり飛び散るので注意が必要です。
またムース状なので、余計な所に付いてしまう・入ってしまうことは注意が必要。
できれば使用するウエスに吹きかけて使う方が良いでしょう。
また、ムースはすぐ馴染んですぐ消えてしまいますが思ったほどウエスに残らないために量を出さないと磨くということは難しいです。
綺麗になった部分との境界線がはっきりしないため、ちょっとわかりづらい。
車全体を磨くということになると「コンパウンドを使っている」という考えでやらないと面倒です。
また、乾き方がわかりづらいので空拭きでの仕上げは注意が必要です。
乾いてからの空拭き自体は力は必要ありません。
触った感じツルツルになりますが、塗装面がビカッと艶が出て綺麗になったような感じにはなります。
一部分を磨く、という点ではよくできています。
特に樹脂部分には強く、爪傷程度の擦り傷はそれほど手間をかけずに消えてくれます。
モール等の未塗装部分は雨シミを落として黒々にしてくれます。
ドアノブの爪傷や、ドアステップ部分の靴こすれはよく落ちます。
ちょっと目立つ傷(水をかけても消えないようなレベル)にはほとんど効果がありません。
ヘアスクラッチ(洗車傷)もちょっと塗り込んだレベルではほとんど変化なし。
キーホルダーやカバンなどをあててしまった傷などにも効果的。
アクリル系の部品も得意なようで、ヘッドライトの黄ばみは結構綺麗になります。
いわゆる日常的な洗車では落ちない傷を落とすことが得意なのはコンパウンドらしい所で、乾いてから拭きあげれば綺麗になるしちょっとしたWAX効果もあるので車に入れておくと便利ということです。
基本的な効能は、シュアラスターのスピリットとほぼ同じです。
液体かムースかという違いです。
細かい傷に関して、スピリットはノンコンパウンドでシリコンで埋めるという感じなのですが、LOOXはコンパウンドが入っていますので少量でも一定の効果があります。
最終的にはスピリットもシリコンと石油溶剤が入っていますので、すぐにWAXを上塗りしなくても多少の雨などでは水弾きします。
スピリットはある程度乾かさないで拭くとくすんだ感じ(液材を落としきれない)になるというのが問題点です。
あと樹脂に使えないのと、シボ等に入りこんでしまうと排除が厄介な点。
ボディ塗装面の水垢を落とすという意味ではスピリットのほうが均一にできる気もします。
LOOXはどちらかといえば、車より小さいもの(バイクや自転車)みたいなものに使うことが得意な感じも見受けられます。
水垢やちょっとした樹脂同士の擦れ傷などをさっと落とすことは得意。
モールや樹脂パーツが多い車にはお勧めです。
また普段洗わない、エンジンルーム内部や水が流れるような場所には最適だと思います。
ガラスには使えないこと、二度拭きが必要なことが唯一の欠点なのかもしれません。
新しい車(1〜3年)の洗車傷等に対応するよりも、ある程度年数がたったかなり塗装が傷んだ車のほうが効果が分かりやすいと思います。
樹脂に関しては、シボ形態によっては拭き取れず残ってしまう場合もあると思います。
この場合は油脂を落とせるレベルの洗剤で落とすなりの対処が必要で、スピリット等と同様です。
未塗装などの樹脂は目立たない部分で一度試してから全体に使った方が良いと思います。