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日本の神戸のごく普通の小学生 日向陽くんの元に訪ねてきて「お嫁に来たでよ!!」とは南太平洋の島国カラバオのKUNIEさん。
“全編これ夏休み”みたいなマンガを描いてみたいと思った、ゆうきまさみさん。
前作「じゃじゃ馬グルーミン☆UP!」に続いて、何気ない日常描写が巧みです。
SF要素も加味して面白くなるかなぁ…と始まったんだけど、全五巻で終わるとは思っていませんでした。
コミックスで読むとテンポは良いんですよ。
「じゃじゃ馬」でも時折見られた、ホームコメディ的な要素を全体に拡大、と
いうのが今巻一読した感じなんだけど(痒くなるほどのラブコメを、とか言って
たけど、まだその気配は無い。果たして?)でも根本にはSF「っぽい」表現が。
南洋に突きだした「杭」及び謎の古代生物諸々。毎回毎回思い出したように
「今週も杭は元気でした」みたいな描かれ方で、「そっち側」での物語の展開が
「本筋」なんじゃないか、と想像させる。連載読んでないんでわかんないけど、
今後どう展開されるのか楽しみだ。ゆうきまさみのSF力はかなりのモノだと
踏んでるので。
……結局の所、SF者(のはしくれ)としては、「その方面」がどれだけ引き上げ
られるか、が今後の評価の鍵となりそうな気がするのよ。少なくともキャラ萌え
で読むには、うーーーん、という所。
ていうかキャラ造形的には、どうなんですか。どうなんでしょう。名古屋弁指導は
やっぱり山本正之なんでしょうか。何でクニエ(高高低。発音注意)さんが「あの
造形」なのか。あの顔、あの性格、どう見ても「萌え」的記号は少ない気がする。
或いはあれがゆうき解釈による「萌えの現在」なのか。名古屋弁とか、確かに萌え
記号に転化し得るかなー。でも主人公(今時の少年)の視点で読むと「困った姉
ちゃんだよなー」的なものなのでは。嬉しいには嬉しいけどーとか。
あ、ナガヤは好き。ナガヤのキャラ造形はかなりゆうきまさみ生粋のオモシロ
キャラと言えよう。涙でネズミ描いてる所が素敵。
「おお!?」という様な所で次巻に続く、という。相変わらず単行本間でのヒキは
上手い。さてこの後どう展開するのか―
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