同じ著者の『KORG DS-10 performance guide book』がとても良かったので、自ずとこちらにも期待していたのですが、僕にとっては残念な一冊でした。その『DS-10』のほうは、開発陣への濃いインタビューや、あとがきひとつとっても、著者のDS-10への思い入れが伝わってくる内容でした。それに比べてこの本は、いかにもやっつけな印象を受けます。
M01の使い方は要するにシーケンサの使い方なので、当たり前の操作法が書かれていてもなるほどと感じるところがありません。M01付属マニュアル自体が結構分かりやすいので、なおさらそう思ってしまいます。DS-10の場合はアナログシンセの使い方が中心になるので、こんな音はこうやって作れるという、ノウハウ本としては成立しやすい性質のものだったのでしょう。シーケンサの使い方にノウハウの要素は少ないです。マニュアルで必要十分だと思います。
恐らくM01の大半の購入者には、この本の内容は不要ではないでしょうか。