今まで、SEIKO のギター専用のチューナー(ST-366MK-II)を使っていたのですが、箱形で、持ち運びにかさばる物だったため、今回、クリップ型のものを購入しました。
実際に購入してみて、気に入った特徴は・・
・2つのボールジョイントで構成される角度調整機能があり、ギターを抱えたまま簡単に、見やすい角度に画面を調整できる。
・ピエゾ素子とマイク入力の2種類が選べるので、多少うるさい場所でもピエゾ素子でチューニング可能。
・オレンジのバックライトが、綺麗で見やすい。音の入力やボタン操作時にだけ輝度が最大になる”オート”モード等もあり、日常の使い勝手が、よく考えられている。
・電源スイッチは裏面にあるが、角に付いているので、画面を見ながらでも、電源を簡単にON/OFFできる。
・電池消耗を防ぐために20分間入力が無い場合は、自動的に電源がオフになる。
・メーターは適度に小型で、個人的にはギターにつけっぱなしにしていても気にならないサイズだった。
不満に思う事は無く、使ってみると細かい使い勝手が考えられていて、良くできた製品だと感じました。
昨今のチューナー事情に詳しくなかったため、購入してから「そうなっているんだ・・・」と気づいた事としては、私がこれまで使用していたSEIKOのギター用のチューナーには、6弦ある弦毎にセレクタースイッチがあり、チューナーのスイッチで調整する弦を選択 -> メーターで真ん中に来るように調整という方式でチューニングできました。非常に単純ですので、どの弦がE、A、C,・・・なのか。という事はチューニングの時には意識した事はありませんでした。
この製品の基本はギター以外にも使える汎用製品であるので(AW-2Gは、ギター用の専用クリップがついてますが)ギター用の弦毎のセレクター・スイッチの様なものはついていません。
例えば6弦のギターで6弦(E)をあわせる場合は、ある程度自分の耳でEの音を作ってから、チューナーの画面を見ながら追い詰めて行く事になると思います。
画面には、今、鳴っている音に一番近い音が表示されるので、例えば Cが表示されれば、C -> D -> Eb -> E の様に弦を締めていきます。
ギターのチューニングにある程度なれている人には、全く苦になる作業では無いと思いますが、ギターを買ったばかりの方は、弦毎の切り替えスイッチが付いた、ギター専用のチューナーの方が気楽で良いかもしれません。
ただ、個人的に気に入った点もあり、素人な話でお恥ずかしいのですが、例えばFやGを押さえて「じゃーん」と引いた時に、画面に"F"や"G"とコードのベース音に反応した表示がされます。本では知っている知識でしたが、画面に表示されると、「あ。この弦がベース音になっていて、こう表示されるんだ・・」と言う良い再認識になりました。
性能については、小型チューナーであるから音の調整が正確で無い。という事もなさそうで、私が以前もっていたチューナーと比較すると、ほぼ同じ特性を見せています。人間の耳(少なくても私の耳)よりは、ずっと細かい所までチューニングしてくれます。
また、私はそこまで使いそうに無いのですが、基準となるピッチを調整(キャリブレーション)できるそうです。(デフォルトでは、410Hzで、1Hzずつ480Hzまであげていく事ができます)
2010/09/22 追記
たまたま久し振りに覗いて見て、壊れやすいというレビューがあったので、確認してみた所、クリップの下側に10円玉くらいの円盤が付いていて、その円盤が楽器にフィットしやすいように稼働するようになっているのですが、円盤を支える軸が一部破損していました。||=====☆|| となっている横棒の片側が☆の所で、折れている。ただ、今の所、問題なく使えています
ずっとギターに付けたままで、たまに、倒したり(。。。。)していて、チューナーが飛んで行った事もあったので、その時に力がかかり破損したのでは無いかと思っています。可動部分なので、あまり耐久性は無いのかもしれません。